CyberRealistic XLといえば、SDXL系の写実系チェックポイントの中でも定番中の定番。
正直なところ、v8あたりまで来れば十分completeされた印象があって、「もうこれでしばらく戦えるな」と思っていました。
ところが蓋を開けてみると、v8.0(2025年11月)からv9.0(2026年1月)、そしてv10.0(2026年4月)と、半年足らずで立て続けにメジャーアップデートが投入されています。
NSFW表現の調整幅やトーンの作り込みなど、リリースノートを見る限り毎回それなりに手が入っている様子。
そこで今回は「結局どれを常用すべきなのか」をハッキリさせるべく、v8・v9・v10で同一プロンプト・同一シードによる生成結果を比較してみることにしました。
1枚目
使用プロンプト
1 Japanese woman, 20 years old, full body, full nude, in bed, window, detailed face, (little smile:0.2)



2枚目
使用プロンプト
1枚目と同じ。別シード値



3枚目
使用プロンプト
1 Japanese woman, 20 years old, full body, tiny micro bikini, big breast, pool, sit, detailed face, (little smile:0.2)



ちなみにネガティブプロンプト
worst quality, bad quality
どうでしょうか
さて、ここまでの比較画像を見ての率直な感想ですが、個人的にはv9、v10と新しくなるにつれてむしろ違和感を覚える場面が増えてきました。
肌の質感やライティングが不自然に感じたり、構図がどこか落ち着かなかったり。
「アップデート=改善」とは単純に言い切れない印象です。
ただし、これはあくまで今回のテスト条件下での話。v10については解説ページに書かれている推奨設定(DPM++ 2M SDE Karras、CFG 3〜5、Clip Skip 1など)を使わず、Stable Diffusion WebUIのデフォルト値のまま、昔ながらのプロンプト文法で回しただけなので、v10本来の実力を引き出せているとは言い難い状況です。
むしろv9やv10は、これまでのプロンプトの書き方をそのまま流用するのではなく、一度ドキュメントを読み込んで設定からプロンプト作法まで学び直す必要がありそうだな、というのが今回の一番の収穫でした。
v10でちゃんと生成した画像
v10のドキュメントを確認してちゃんと生成した画像も用意しました。
- DPM++ 2M SDE Karras, steps: 40, Resolution: 832×1216, CFG Scale: 4
- プロンプトは自然文章で記述
プロンプト(英語下手クソ)
1 Japanese woman is 20 years old full nude no makeup in bed. view full body



ちなみにネガティブプロンプト
low quality, pubic hair
公式は
cartoon, illustration, anime, painting, CGI, 3D render, low quality, watermark, logo, label
を使えと書いていますが、ネガティブプロンプトはあまり描かない方がいいみたいな話も聞いたりで、個人的にはこれで十分な気がします。
ひとまず今回はここまで。v9・v10のドキュメントを読み込んで設定を見直したら、また改めて検証記事を書いてみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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